紫水宮

嘉村詩穂の告知ブログ

山川健一先生『物語を作る魔法のルール』献呈本をいただきました

校正を担当させていただいた、山川健一先生『物語を作る魔法のルール』の献呈本をいただきました。

なぜ1行目が書き出せないのか?
なぜ途中で行き詰まるのか?
小説を書きたいあなたの悩みに、全てお答えします!
ウラジミール•プロップ、ロラン•バルト、ジョーゼフ•キャンベル 
物語論(ナラトロジー)を解体し再構築した、最も本質的な小説執筆講義。

「物語とは「私」を理解するための大きな器である。この器は一定の法則、ルールにしたがって形作られている。物語にはいわば魔法のルールが隠されているのだ。それを明らかにするのが物語論(ナラトロジー)である。世界には無数の物語論が存在するが、僕らに最適なロジックを構築する必要がある。
 この本の目的は、ルールの存在を知り「私」を物語化する方法を学ぶことだ。そいつは小説を書くための最適なレッスンになるはずだ。」(「はじめに」より)

7/28発売で、ただいま予約受付中です。

どうぞよろしくお願いいたします。

累計90部突破の『図書館という希望』のお知らせと近況報告

お知らせ

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます。

Kindle Unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけます。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

 

近況報告

日記について

その他近況などを書いておきます。

旧日記ブログ・ANIRONの代わりとなる日記を非公開で書いていきたいと考えています。

なかなかネット上には書けないことなどもあり、いずれはKDPという形にすることもあるかもしれませんが、現時点では未定です。

有料noteで続けることも考えたのですが、持病の特性上、どうしてもネガティブになってしまうこともあり、ネット上で公開することはリスクを伴うことになると考えました。

お披露目できるかどうかはわからないのですが、少しずつ書いていくつもりです。

 

小説・詩歌について

ただいま準備中です。

タイトルは未定なのですが、少女と龍の恋愛小説時代ファンタジーになります。今のところなかなかハードな展開なのと、闘病のためなかなかコンスタントに進められないのですが、病気とうまく付き合いながら書き進めていければと考えております。

来年には良いお知らせができるように励んでまいります。

今年いっぱいは小説にかかりきりになるかと思うので、詩歌やKDPの続刊については来年以降また進めていきたいと考えています。

いよいよ夏ですし、私にとっては詩歌の季節でもあるので、少しでも作りたいという思いを抱えつつ、そのエッセンスも小説に織り込んでいければと思っています。

最近はもっぱら加古隆さんの楽曲を聴いて小説の原稿を進めていて、「熊野古道〜神々の道〜」がそのイメージBGMとなっています。

熊野古道

熊野古道

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これまでSpotifyに加入して聴いていたのですが、フィジカルがどうしても欲しくて、このたび注文することにしました。加古隆カルテット編成での「熊野古道」も捨てがたいので、こちらも併せて。

QUARTET

QUARTET

Amazon

元々加古隆カルテットでの編成の「熊野古道」に触れたのが先で、これは名曲に違いないと思って調べたところ、合計第四楽章の編成の組曲ということがわかり、とても喜ばしく感じました。

今月末にはすでに予約注文している加古隆さんのデビュー50周年記念アルバムが届く予定なので、そちらも今から楽しみです。

KAKO50(CD)

KAKO50(CD)

Amazon

詩歌に関して焦りがないわけではないですが、まずは小説をしっかり仕上げることを目標に引き続き頑張っていきたいと思います。

そして落ち着いた頃合いを見計らって、また詩歌の道に道を戻してもいいかなと考えていて、いくつか公募に投稿したいという気持ちもあるので、今後ともしっかり励んでいきます。

『図書館という希望』ランキング59位浮上のお知らせと今後のこと

お知らせ

新たに図書館エッセイ集『図書館という希望』をお読みくださり、ありがとうございます。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

Kindle Unlimited会員さまは追加料金なしでお楽しみいただけます。

ただいまPrime会員限定でKindle Unlimited新規加入3ヶ月無料キャンペーン期間中ですので、この機会にぜひご利用いただければ幸いです。

おかげさまで文学理論カテゴリ内ランキング59位に浮上することができました。

改めましてお礼申し上げます。

 

Twitterからの移行先と今後のことなど

Twitterに告知アカウントとして復帰したものの、閲覧回数の制限などもあり、今後はこちらのブログとnoteを中心に告知を行い、私的なことはインスタと主婦ブログを拠点に書いていければと考えております。

note.com

snowrabbit21.hatenablog.jp

昨今出版業界関連のお仕事をいただくことも増えてきて、書けないことなども色々と出てきたこともあり、旧ブログのANIRONの再開や読書/創作日記の再開などは現時点では考えておりません。

ただこのたびはてなブログに有料コンテンツを投稿できるようになったため、場合によっては考えることもあるかもしれません。

ANIRONの記事は全て保存しているので、どこかしらのタイミングでKDPとしてまとめることも少し考えてはいるのですが、もう少し時間を置こうと思っています。

そのような事情もあり、KDPの新刊はしばらく先になってしまうのですが、夏頃には新たなお知らせがありまして、こちらのブログとnote、インスタにて告知させていただければと思います。

引き続き励んで参りますので、今後とも応援していただけるとうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

読書会開催決定・小説執筆開始のお知らせ

山本周五郎「雨あがる」オンライン読書会開催決定

私が主宰する文芸同人サークル・かもめでオンライン読書会を行うことが正式に決まりました。

テキストは山本周五郎「雨あがる」になります。

既婚のメンバーが多いので、夫婦のあり方を描いたこの作品に、どのような意見が集まるのか楽しみです。

また次点で票を集めた南木佳士阿弥陀堂だより』も、様子を見て読書会で扱えればと考えております。

これらの作品はかもめのメンバーでもある主人と、小泉堯史監督作品の映画版を観て、小説もぜひ読んでみたいと思い、話を持ちかけたところ、読書会を催してみようかという話に至ったのでした。

読書会の様子をお伝えするかどうかは未定ですが、今から開催が楽しみです。

 

小説執筆開始

昨夜から小説を書きはじめました。

まだ正式なお知らせはできないのですが、来年良いお知らせができるように励んでまいります。

100枚ほどの小説になる予定で、中編を書くのは商業誌『文芸ラジオ』2号に掲載された「雪花物語」に続いて2篇目になります。

白龍と少女との恋を描いた時代ファンタジー小説になります。

〆切に向けて体調を見ながら日々こつこつと書いていくつもりです。

 

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

 

Kindle Unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけます。

この機会にぜひお手に取っていただければ幸いです。

またこの本につきましては、私が時代短編小説「all the good girls go to hell」を寄稿させていただいた『「私」物語化計画 創刊第1号 2023年《春》』にて巻末にてご紹介していただきました。

併せてご利用いただければ幸いです。

校正を担当した本間悠一朗『ミントの朝、ステファニーの夜』ペーパーバック版発売と、既刊のお知らせ

校正を担当させていただいた、本間悠一朗さんの『ミントの朝、ステファニーの夜』ペーパーバック版が発売されました。

「私」は小学校に転校初日、同じ掃除の班のリコとリュウ、そしてゴキブリを食べる奇天烈な人物のアキラと出会う。彼らと行動をともにするようになった私は、一緒にサバイバルゲーム用のガス銃などを万引きするなどの悪事に手を染めるようになる。
卒業して同じ中学に進んだ私たちは、学校をサボり、盗品を売りさばいて小銭を稼ぎながら、ミントとステファニーと名づけた二台の窃盗スクーターを乗り回す日々を過ごしていたが、極悪と名高い田崎先輩たちに目をつけられ、手酷いリンチを受ける。ほどなくして警察がやってくるが、先輩たちは逃亡、私も負傷したアキラとリュウをおいて逃げる事となった。事なきを得た私は無事志望の高校に入学するが、アキラとリュウはバイクの窃盗、数々の余罪も追求されて、受験に失敗する。
高校入学後も彼らに対する引け目を感じながら行動をともにしていた私は、アキラのイタズラに巻き込まれる事となる。「アキラとリュウがバイクの事故で死んだ」というメッセージを、私の携帯電話から小中学の頃の同級生たちに一切送信したのだ。信じる者はほぼ皆無であったが、唯一通夜に訪れたのが今や名門校に通うリコであった。すっかり私たちの嘘を信じ込んでいたリコは、二人が亡くなった事に号泣する。それを目の当たりにしたアキラは彼女に恋心を抱き、後日付き合うようになった。
人生で初めての生き甲斐を見つけたアキラはそれまでの怠惰な生活を改めて、鳶職人のアルバイトをしながら高卒認定を受け、美大の受験を決意するが、少年院から戻ってきた田崎先輩にまたしても目をつけられる。その鬱憤を晴らすべく、私たちは海を目指した。
辿り着いた真夜中の海岸で、私たちはみすぼらしい老婆と出会う。
老婆は私たちに、あの海へと突き落として欲しいと懇願する──。

不良になりきれないはぐれ者たちの、青春ストーリー。

山川健一先生のオンラインサロン・「私」物語化計画が主宰する物語化計画ブックスの単著としては第一号の作品となります。

個人的に初めて校正を担当させていただいた書籍なので、とても思い入れのある作品です。

この作品に学ばせていただくところも多く、物語を書いてみたいと思う方にもおすすめできる一作となっております。

爽やかでほろ苦い青春小説を、ぜひお手元でお楽しみください。

電子版のお知らせはこちら。

another-world-of-aniron.hatenablog.jp

 

また物語化計画ブックスの第一号である、『「私」物語化計画 創刊号第1号 2023年《春》』には拙作の「冥界訪問譚」時代ファンタジー短編小説「all the good girls go to hell」を掲載していただいております。

こちらも電子版・ペーパーバック版ともに発売中となっておりますので、お手に取りやすい形でご利用いただければと思います。

 

また私ごとではありますが、既刊である図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みいただきまして、ありがとうございます。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

Kindle Unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけます。

おかげさまで累計90部を突破しまして、100部を突破した暁には本書の無料キャンペーンなどもできればと考えています。

引き続きご愛読いただければ幸いです。

校正として携わらせていただいた、本間悠一朗さんの『ミントの朝、ステファニーの夜』が発売になりました。

校正として携わらせていただいた、本間悠一朗さんの『ミントの朝、ステファニーの夜』が発売になりました。

「私」は小学校に転校初日、同じ掃除の班のリコとリュウ、そしてゴキブリを食べる奇天烈な人物のアキラと出会う。彼らと行動をともにするようになった私は、一緒にサバイバルゲーム用のガス銃などを万引きするなどの悪事に手を染めるようになる。
卒業して同じ中学に進んだ私たちは、学校をサボり、盗品を売りさばいて小銭を稼ぎながら、ミントとステファニーと名づけた二台の窃盗スクーターを乗り回す日々を過ごしていたが、極悪と名高い田崎先輩たちに目をつけられ、手酷いリンチを受ける。ほどなくして警察がやってくるが、先輩たちは逃亡、私も負傷したアキラとリュウをおいて逃げる事となった。事なきを得た私は無事志望の高校に入学するが、アキラとリュウはバイクの窃盗、数々の余罪も追求されて、受験に失敗する。
高校入学後も彼らに対する引け目を感じながら行動をともにしていた私は、アキラのイタズラに巻き込まれる事となる。「アキラとリュウがバイクの事故で死んだ」というメッセージを、私の携帯電話から小中学の頃の同級生たちに一切送信したのだ。信じる者はほぼ皆無であったが、唯一通夜に訪れたのが今や名門校に通うリコであった。すっかり私たちの嘘を信じ込んでいたリコは、二人が亡くなった事に号泣する。それを目の当たりにしたアキラは彼女に恋心を抱き、後日付き合うようになった。
人生で初めての生き甲斐を見つけたアキラはそれまでの怠惰な生活を改めて、鳶職人のアルバイトをしながら高卒認定を受け、美大の受験を決意するが、少年院から戻ってきた田崎先輩にまたしても目をつけられる。その鬱憤を晴らすべく、私たちは海を目指した。
辿り着いた真夜中の海岸で、私たちはみすぼらしい老婆と出会う。
老婆は私たちに、あの海へと突き落として欲しいと懇願する──。

不良になりきれないはぐれ者たちの、青春ストーリー。

プロットの構成力が本当に素晴らしくて、色々と学ぶところの多い作品でした。

校正として初めて関わらせていただいたお仕事の本なので、個人的に思い入れの深さを感じる作品でありつつも、小説としての完成度も高く、文学がお好きな方にはぜひおすすめさせていただきたい一作です。

 

なお、こちらの「物語化計画ブックス」からは、既刊として『「私」物語化計画 創刊号第1号 2023年《春》』が発売されていて、私は時代ファンタジー短編小説「all the good girls go to hell」を寄稿させていただきました。

併せてご利用いただければ幸いです。

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます。

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

おかげさまで累計90部を突破し、5/30時点で文学理論カテゴリランキングで84位にランクインすることができました。

Kindle Unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけます。

この機会にお手に取っていただければ幸いです。