紫水宮

嘉村詩穂の告知ブログ

読書会開催決定・小説執筆開始のお知らせ

山本周五郎「雨あがる」オンライン読書会開催決定

私が主宰する文芸同人サークル・かもめでオンライン読書会を行うことが正式に決まりました。

テキストは山本周五郎「雨あがる」になります。

既婚のメンバーが多いので、夫婦のあり方を描いたこの作品に、どのような意見が集まるのか楽しみです。

また次点で票を集めた南木佳士阿弥陀堂だより』も、様子を見て読書会で扱えればと考えております。

これらの作品はかもめのメンバーでもある主人と、小泉堯史監督作品の映画版を観て、小説もぜひ読んでみたいと思い、話を持ちかけたところ、読書会を催してみようかという話に至ったのでした。

読書会の様子をお伝えするかどうかは未定ですが、今から開催が楽しみです。

 

小説執筆開始

昨夜から小説を書きはじめました。

まだ正式なお知らせはできないのですが、来年良いお知らせができるように励んでまいります。

100枚ほどの小説になる予定で、中編を書くのは商業誌『文芸ラジオ』2号に掲載された「雪花物語」に続いて2篇目になります。

白龍と少女との恋を描いた時代ファンタジー小説になります。

〆切に向けて体調を見ながら日々こつこつと書いていくつもりです。

 

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます

図書館エッセイ集『図書館という希望』を新たにお読みくださり、ありがとうございます。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

 

Kindle Unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけます。

この機会にぜひお手に取っていただければ幸いです。

またこの本につきましては、私が時代短編小説「all the good girls go to hell」を寄稿させていただいた『「私」物語化計画 創刊第1号 2023年《春》』にて巻末にてご紹介していただきました。

併せてご利用いただければ幸いです。