紫水宮

嘉村詩穂の告知ブログ

お知らせと今後KDPとして出したいエッセイ集について

お知らせ

図書館エッセイ集『図書館という希望』が文学理論カテゴリランキング75位にランクインしました。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

発売から2年間のロングセラーとなっている作品で、Kindle Unlimited会員の皆様は追加料金なしでお楽しみいただけます。

今ならブラックフライデーの新規会員登録で3ヶ月99円でご登録できますので、ぜひこの機会にご利用いただければうれしいです。

どうぞ今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

 

今後の活動について

まだ不確定な事柄が多く、詩歌・小説については未定とさせていただきますが、『図書館という希望』につづくエッセイ集を、KDPという形でどこかのタイミングで出せればと考えています。

内容としては本にまつわるものではなく、過去に出会ったさまざまな人々に寄せる思いや、ぎゅっと詰まったいとおしい思い出を形にしたものになります。

公益性という意味では一段落ちてしまうのですが、カクヨムに一部連載をしていた際には、おかげさまで読者の方に読者をぐいぐい引っ張っていくような文章に脱帽です。僕もこういう文章を書けたらいんですが、まだまだですね」コメントをいただくこともでき、いずれまとまった形で読めるようにしたいと前々から思っていたのでした。

不穏なニュースがつづく今、改めて人とのつながりの温かさや、大袈裟に云ってしまえば人間の善性やヒューマニズムを感じさせるような文章を読みたいという思いが私自身の胸にあり、それを幾らかでも形にできればと願っています。

『図書館という希望』の続編とはなりませんが、それでもできる限りの思いを詰め込んだ一冊にしたいと願っていますので、ご期待ください。

現時点で原稿は揃っているので、あとは校正をして製本作業をするだけなのですが、ここのところ持病の症状が思わしくなく、また年末年始にかけてお仕事の予定が入っているため、早くても来年上半期中ぐらいになるかと思います。

今年はありがたいことに、ブックライティング及び校正の仕事をいくつもいただくことができ、来年もお仕事に励んでいきたいと考えているところです。

これまでの仕事履歴・受賞歴については以下のnoteにまとめています。

note.com

来年も少しでもいいご報告ができるように邁進して参りますので、どうぞ今後とも応援よろしくお願いいたします。